・コレクティブルのコンディション・
ファイヤーキングって何?
ファイヤーキングとは、1930年代に誕生したアンカーホッキング社が、
1942年~76年まで製造していた耐熱ミルクガラスの食器ブランドのことです。
当時のアメリカでは日常にはファイヤーキングがあふれ、レストランや家庭でも普通に使われていました。
生産を終えた今でも、アメリカはもちろん日本でもたくさんのコレクターに愛されつづけています。
現在の日本でも注目度は高まるばかりか、専門コレクターズブックが続々と発売されるなど、
いまもますます愛好者はふえつづけています。
◇コレクティブルのコンディションの説明◇
・当店の耐熱食器などのコレクティブルは長い年月実際に
使用されて来た物がほとんどです。
新品の商品とは状態が異なる事をあらかじめご了承下さい。
商品の状態、コンディションにつきましては、写真や説明文をよくご確認の上
お買い求め下さい。商品画像は実際の色とは若干異なる場合がございます。
くわしい詳細につきましてはお店までお気軽にお問合せ下さい。
・ファイヤーキング、等のガラス製品は製造過程に出来てしまう白い斑点やヘアライン、
うねり、シワ、等がございます。これらは当時の技術で生産された製造時のものです。
耐熱ガラス製品の特徴ですのであらかじめご理解下さい。
「製造過程で出来てしまうもの」
・ペイントロス・・プリント柄の剥がれ、インクとび、線が切れていたり、色のりが悪い。
・ヘアライン・・髪の毛のような細いライン
・ホワイトスポット・・白い小さな斑点
・ペイントのずれ・・2色以上使ったものによく見られます。
「製造後にできるキズは」
・クラック・・ヒビ割れです。特に細くて華奢なカップのハンドルに入りやすいです。
・チップ・・欠けです。特に飲み口に多いです。
・スクラッチ・・ナイフやフォークなどで付いた細かい傷。
・使用感-使用によって艶が失われた部分。
【EXCELLENT】★★★★★
未使用品。または新品同様。箱入りの状態で一度も使用されていないもの。
箱なしでも使用感が無いもの、ほとんど見かけることはありません。
【VERRYGOOD】 ★★★★
使用はされているがさほど使用感も感じないもの。
目立つキズや汚れがほとんどないなどの大きな欠点が無いもの。
【GOOD】★★★
多少の使用感があり、使用していて出来たスクラッチや小さなキズ薄れがあるが、
ヨゴレなどはほとんどない状態。
【OK】★★
使用感があり、小さなキズ、剥がれなどがあるが、大きな損傷は無く使用上問題のないもの。
◇コレクティブル・使用上の注意◇
・温度・
ファイヤーキングなどのオーブンウェアは電子レンジの使用が出来ますが、
250度以下が適切のようです。特に初期の製品は注意が必要です。
作られてから50年くらいが経過していますので、
やはり当時よりは老朽化していると思われます。急激な温度変化は避けてください。
特にファイヤーキングの初期の製品は割れてしまう可能性がありますので、
注意が必要です。
・洗い方・
マグカップ、ボウル、プレートなどは家庭によくあるスポンジ
(硬質ポリウレタンフォーム)などを長く使うと、細かいキズがつきやすいので、
天然繊維素材からできたものなどやわらかい素材を選んでください。
★ ファイヤーキング商品のダメ-ジ用語 ★ |
・ヘアライン・・・・・・製造時にできる細い白いライン。 |
・ペイントロス・・・・・製造工程のプリントミスや色のずれ、色ムラ、プリントの剥れ。 |
・スクラッチ・・・・・・マグやボウルの内側にある、スプーン等の傷跡。 |
・ボトムスレ・・・・・・ボトム接地部のコスレ痕。 |
・クラック・・・・・・・表面上のヒビ割れ。 |
・チップ・・・・・・・・小さなカケ。 |
・ホワイトスポット・・・ミルクガラス特有の製造工程時にできる白い斑点。 |
・フリーバイト・・・・・リムやハンドル部にでるザラツキ、製造時にできる場合が多い。 |
・ネリムラ・・・・・・・製造時にガラスを型に流した際にできるムラ。ガラスのヨレ。 |
・気泡痕・・・・・・・・製造時に空気が入った痕、ガラス製品にはよく見られます。 |